[2005.09.18]
  いま,所定の命題


 ▼Life in an Afghan village(BBC NEWS)【英語】
  http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/south_asia/4209480.stm


 ここで生きることが,すべてになる。ただ,それだけのことだ。

quote:アフガニスタンの村での生活を深く伝えるために,BBCは首都であるカブールの北の村に住む6人のアフガニスタン人に,あなたの電子メールを送ろうと思う。村には300の家族が住み,そのほとんどはパシュトゥン人だ。経済的に厳しい状況のなかで,彼らは自分の生活を建て直そうとしている。シャイスタ,14歳,女子学生。日雇い労働者の娘である彼女は,「教育は重要だ」と云う。「もしわたしが医者になれたら,みんなの病気を取り除いてお金を稼ぎたい」。シャイスタは4人の姉妹と3人の兄弟がおり,みんな学校に行っている。彼女は戦争が終わって,パキスタンでの避難者生活から戻ることができて満足している。だが彼女の家には電気やテレビがなく,映画を観ることもできない。「そしてお父さんは,常に勉強しなさいと云っている」。

 ほかに5人,計6人のアフガニスタン人が紹介されている。ああ,このような人たちも地球上にはいるんだな,と感じる。自分の生活が豊かだとは思わないが,このような,生活に苦しんでいる人たちに比べると,自分はまだ幸せな部類の方なのかもしれないと思う。わたしの家には,テレビというものがない。まぁパソコンで観られるようにはしているが,そもそもないと,情報の入手手段としては役に立たない。そして,それには困っていない。ネットで十分なのだ。だが,この記事はいかにもBBCらしい,テレビ向けであるネタをネットに持ってきた感じだ。そこに,ちょっと新鮮さと,心に残る影があった。わたしには,かえっておもしろかった,と云える。

 彼女にメールを送るとしたら,わたしは,なんて書くだろうか? 身近な知り合いぢゃない,たぶん直接会うことなんてない,遠い異国の彼女に。言葉だけでしかない励ましを送って,意味があるだろうか? いやでも,どんなことに興味を持っているかは訊いてみたい,ぼんやりとそんなことを思う。彼女がBBCの介さない,自らの手でネットにつながるのはいつの日だろうか? それは,遥か未来のことではないだろうけど,まもなくではない。ネット上の人口は,数年前と比べても莫大に増えているけど,まだ,まったく手を付けていない人もたくさんいる,彼女のように。そう。すべての人が同じようにつながる必要がある。それが,この世界の命題なんだ。いつか,彼女のブログを読める日のことを思いながら,そう考えている。

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